実はここからが今日のブログのほんちゃん。

ボクは強いていえば浄土真宗(東本願寺)の門徒なのでクリスチャンの信仰についてあまり知らないのだけれども、山本七平さんがクリスチャンについてこんな説明を書き残している(※三代続いたプロテスタントで父親は牧師というとても厳格なキリスト教の家庭で育ち、確かあの内村鑑三とのつながりもあった人)。どの本のどこに書いてあったか残念ながら忘れてしまったが、だいたいこんな内容だった。

新聞かなにかのインタビューに答えて、キリスト教徒であるということはいったいどんな感覚なのかと問われて、
山本曰く、

要するに「すべて見られてる」って感覚ですよ。毛穴の一つ一つから髪の毛の一本一本まで。一年365日。

それでは落ち着かないでしょう?と問いかける記者にたいし、山本は続けて、

いや逆に落ち着くんです。全知全能、完全完璧な存在にそこまで見てもらっているのなら、いったい何を心配する必要があるのか。なにも心配する必要はない。

だいたいこんな感じの説明だった。親鸞聖人もビックリの、とてもじゃないが浄土真宗の門徒ごときにはとうてい理解のできない世界だけれども、信仰心の厚い西洋のキリスト教徒たちは、そういう意識をもって日々を暮らしているのかもしれない。信仰心の薄い人たちでさえその影響を大なり小なり受けているのだろう。

現代のような世俗化された世においても、若者たちは宗教をロックにして歌っている。Youtubeビデオをみてみるとその宗教ロックが軒並み数十万、数百万、数千万の視聴数を誇っている。若い人たちも神を称える曲に関心をもってる証拠だと思うが、日本でこういうことが起こりえようか。阿弥陀仏を歌った曲がサザンや宇多田ヒカルなみの視聴数をたたきだすなんてありえようか。心の世界、世界観、人生に対する認識、彼我の差を軽んじてはなるまい。

God is Great
http://www.youtube.com/watch?v=FfZOUVD46TI

With All I Am (By Hillsong)
http://www.youtube.com/watch?v=FMrAafe7Mns

クリスマス1

ボクが初めて口ずさめるようになった英語の曲はジョン・デンバーのCountry Roadsだったと思う。小学生だったか中学生になっていたか忘れてしまったけれども、雑誌の付録だった歌詞カードをみながら一生懸命記憶していたことはおぼえている。もちろんカタカナ英語でLとRを区別するなんてそんな気のきいたことはできていたはずがない。

John Denver - Country Roads (with lyrics)
http://www.youtube.com/watch?v=MWzeInQaUk4

なぜジョン・デンバーだったのか思い出せないが、そのとき記憶した歌詞自体は今でもおぼえている。名曲だからテレビやラジオでときどき耳にするからかもしれない。

英語の歌詞をおぼえてみるのも悪くないんで、なじみのある曲がないか探していたらB'zの曲をEric Martinという人が英語でカバーしているビデオがあったのでちょうどよかった。若い人ならなじみのある日本の曲だし、一応クリスマスつながりということでエリック・マーチン。あたりまえだが、ネイティブだから語尾の子音SとかGの音がきっちりとしていて、日本人歌手が英語の曲を歌うときの語尾が抜けるような音がない。子音を出すときの口の形がしっかりしているというべきか。

ERIC MARTIN - いつかのメリークリスマス
http://www.youtube.com/watch?v=AwzakAcx1B8


Every December the lights they shine so bright
Once again the celebration begins
Everywhere I go I feel the energy
they ignite these warm feelings within

Caught up in the rush of all my Christmas shopping
I'm searching for a special gift from me to you
Walking to the station I'm thinking of you
The day is done, now I'm on my way home

Always forever, just take hold of my hand
and I know that we will walk this path together
Shining so brightly for all the world to see
We can take all our dreams and make them reality
All that I treasure, all the things you give to me
All the stars in the heavens up above us
I know that they'll always live deep down inside me
Everything that I feel for you this Merry Christmas
たぶん中田君はマネがうまいはずだ。それに対しビデオに登場するもう一人の日本人男性、サッカー協会の小倉会長はおそらくマネがへた。へたというよりもマネしようという意識自体が希薄なのかもしれない。

外国語の世界でいうマネとは、

1.同じ文章や音声・ビデオを繰り返し読んだり聴いたりするレペティション

2.ディテールへの強い関心


の二つから成り立っている技術で、要するに彼ら(ネイティブ)をよく見る作業が基本になっていると思う。彼らの書いた文章であれ話し方であれ、よく見て特徴をつかんで自分でもやってみる。中田君はこれがわりとうまい。

(※「技術」ということばを便宜上使っているけれども、マネが上手な人と下手な人がいるので、マネにも何らかの技術があるのだろうというあいまいな意味合いでしかない。)
元サッカー日本代表の中田英寿と、作家の三島由紀夫の英語インタビューをYoutubeで見ていたのだけれど、中田君の英語はわれわれ学習者にとってちょうどいい目安になると思う。

文化人の語学力11 中田英寿
http://www.youtube.com/watch?v=bWEs0UKB0LU

語学の勉強をはじめたならば、学歴や年齢には関係なく誰でもここまではたどりつくべきという具体例としてぴったりだ。Toeicで800点以上とか、点数による目安のあらわし方も一つの方法ではあるけれども、要は中田君のようになれればいいわけだから、彼と自分を比べ、彼我の違いを見つけ、ギャップを埋めて、だいたい彼と同じようになればいいわけだ。

どうしてこんなことを書いているかというと、我々にとって語学の習得は、言い換えれば、

1.試験で点数を取る技術
2.ネイティブのマネをする技術
3.すでにある知識を使い切る技術


の3系統の技術から成り立っているのだけれども、特に2番目の「マネをする技術」に注目してみたいからだ。
久しぶりに宋文洲さんのTwitterをちらちら眺めていたら、北京の小学校での英語教育についてこう書かれていた。なかなか興味深い。

驚いたのは今日の英語の宿題: Write a 10 sentence fairytale.Create a main person,what that person does,...,how do they feel and what hapens at the end

これが小学校3年生の英語の宿題。昨年まで東京の小学校で教育を受けてきたのでもちろん英語も今から。でも、一所懸命辞書を使って、「強い」、「勇敢」、「優しい」、「幸せ」などを探している。

凄いのは韓国人の教育熱心。子供のクラスに韓国からの留学生が何人も居てお母さんが近所にアパートを借りて一緒に暮している(お父さんは違う国で働いている)。英語も中国語もぺらぺら。数学もよくできる。


この宿題を見ると先生はアメリカ人なんだろうと想像がつく。もしくは向こうで訓練を受けた中国人だろう。それにしても小3でこの課題。課題の内容を理解できるだけでもすごい。「昔々、お爺さんとお婆さんがいました。お爺さんは山に・・・」など昔話とかベッドタイム・リーディングの絵本を参考にすれば何がしかの物語は作れるだろうが、それにしても小学3年生。

韓国人の英語力が全体として急速に進歩しているらしいことはあちこちで耳にする話だし、台湾人の英語力は昔から有名。中国人の子供たちもこの通りがんばってるとなると、日本の小学生がちょっと心配になってくる。全体の2割、せめて1割の子たちでも習得を目指すようになってくれるとよいのだが。


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soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

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