1990年代に発売された、孔子の子孫といわれている孔健氏の著作『日本人の発想 中国人の発想』から日本人と中国人の性格やものの考え方の違いが比較されている箇所を抜粋しました。

(本をスキャナーで読み込んで、OCRソフトでテキスト化した文章をグーグル・デスクトップで検索した結果です。文章がおかしい箇所は文字の認識がうまくいかな方ところです。)





90.txt
ある。中国人は、物事を時間の上に掛けた鍋のなかで、ぐつぐつ煮て自ら固まるのを待つといったところがある。 確かに、物事について、断わるというタイミングは非常にむずかしい。日本人は、イエス・ノーが不明確だから、断わるのか、そうでないのかが外国人から見れば分からない。 中国人は、イエス・ノーは明確だが、瞬間的に判断を下さず時間をかけて結論を
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84.txt
中国人は、実生活の上で、金銭の使い方について日本人ほど計画性もなく、家計簿をつ ける人もそれほどいない。友人同士のつき合いでも、どちらが支払うかなどの約束はな く、まして割勘などはほとんどしない。 中国には、交友に関する次のような名言がある。 友に交わるには、感がく三分の嘩知を砕ぶべLL  友人と交わるには、利害や打算ではなく、少なくとも
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77.txt
中国人はそこに落ちている一円玉を拾うであろう。 そうしなければ、大きな事業を始めたり、それを発展させることはできない、ということをよく知っているからである。 中国人はお金を数えて受取る  中国人は、普通、サイフを人の前で見せびらかさない。円高の影響で、日本の観光客は世界中を飛び歩いている。日本人は、集団行動によるためだけでなく、その特異な
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72.txt
日本人は、友人からでなく、銀行から資金を借入することこそ重要なビジネスだと考えている。また、銀行から資金借入ができれば一人前なのである。私の日本人の友人にしても、資金は銀行からの融資だ。銀行の金を利用して儲けるのだ」と常々言っているのを聞いている。 だが、中国人としては、これは不思議に思える。中国人は、どうしても資金が不足であれば、友人
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67.txt
の治乱興亡の社会では、こうした上昇志向や権威への盲従が、広く深く人々の間に存在したことは、否定しえない厳然たる事実である。その願望が、長い中国の歴史のなかで、人間社会を発展させる活力となったのである。 こと「儲ける」ことに関しては、中国人の方が日本人より上手である。日本人は、中国人との商取引で、儲けようということ自体無理である。中国人は
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55.txt
は、芸能界のタレントが、受賞のときに流す涙の光景をよく放映している。 日本人の性格を分析しても、どうして涙を流すのか、その理由を知るのは中国人にとっては非常にむずかしい。こうした涙を流すのは不可思議なことで、中国人からすれば、日本人の涙は人々の同情を引かないだけでなく、疑いの気持ちをおこさせるだけである。 中国人は、日本人に比べれば
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51.txt
は日々、新しい技術を開発している。だから、ある程度の技術は、中国に対して提供してくれても良いのではないだろうか。もし、真の友人だと考えるなら、そうするはずだと中国人は思うのである。 中国人は、アメリカ人の開けっ広げの性格や率直さを誇張するような性格が好きではない。と同時に、日本人の曖昧さや、偽善さを含むような性格をも好まない。中国人は
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40.txt
は台湾から帰った日本商社駐在員の苦心談を聞いた。最初、日本のメーカーの セールスマンとして、ある商社に商品を売込みに行ったときの話である。 商談相手の中国人は、お茶を出すとはいえ、とてもまずい茶を入れてくれた。そして、明日の天気はどうでしょうか」あなたの給料はどうですか」というような会話ばかり。 売込みに行った彼は、この商品を一体いくらで
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30.txt
力の優れているのが普通は女性である。男性は見劣りする。 このような演技力は、ビジネス上についてもいえる。 日本人は、酒を飲まないと上手な交渉ぶりを発揮できない人が多いが、中国人は話し合ったり笑ったり、上手な交渉ぶりを発揮する。日本人は、どうもそれが苦手のようだ。 北京の人は、妻などを相手に、商売のやり取りを想定してリハーサルをするという話
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27.txt
日本人は、表情だけでは、泣いているのか笑っているのか正確に汲み取ることができない。ある中国人は日本人は、顔で笑って心で泣いている」と言うのである。日本人には、特有の感情の表出、外と内の使い分けがある。しかし、われわれ中国人が大歓迎するのは、日本人の心からの笑いである。 とくに、あの薄笑いは禁物である。日本人は社交性が欠けているのに変に
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24.txt
中国人は、初対面を非常に大事にする。初めて会うとき、これからこの人物とつき合えるか否かを決める瞬間になるからである。古来より中国人は、観相術を信じ、顔相を見ながら人とつき合う処世術を身につけてきた。この人はつき合うに足る人物か、顔相がいいかどうか、その人物の目・口・鼻を観相するだけで、すぐに分かったのである。 このように中国人は、第一
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23.txt
日本人は、酒席で鮮裾許な話も飛び出すが、中国では違うといってよいであろう。それにビジネスに接待の席が効力を発揮するか、という点については、本当の仕事は酒席の後に回さないと駄目だということだろう。 日本人は気が短く、接待したときに早速、取引についての話をすることがある。中国人は、それが不得手だし大嫌いである。中国では、食事は食事、接待は接待
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22.txt
には、これが大事だということができる。 とくに中国人は、酒やタバコは、みんなの物″という意識をもっている。日本人はタバコを自分だけで吸っている。中国人に言わせると、日本人はケチだな。自分だけで吸っていて、ちっともすすめてくれない」ということになる。日本人はそうは考えない。タバコは自分の物で、健康にも悪いし、他人にすすめたら失礼になるのでは
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217.txt
日本人は、中国文化の強い影響を否定したり排斥はしないが、中国人との密接な関係、たとえば民族的な血統などを否認するようだ。これは朝鮮民族との関係も同じで、民族の渡来は認めても、民族的同化をあまり認めたがらないようである。 いずれにしても、日本は、中国と西洋文化の粋を吸い取り、そこにユニークな文化を創造したことは疑いのないことである。 最後に
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214.txt
は命令を行動で実行するという伝統をつくり上げたのである。 中国人は、普通、率直に自分の意見や態度を表明するが日本人はそうではない。日本人 は、まず他人の表情を窺い、相手の立場に気を配り、できるだけ紛争などを避けるように する。そして、お互い以心伝心で分かり合おうとする反面、他民族に対しては排他的であ る。一般的に外国人を信用せず、タテ前と
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194.txt
えるかで、中国人と日本人では根本的に違うと思う。たとえ ば、上役や相手から叱責された時を考えてみよう。日本人は、叱責を不快に思い、つまら ないところに向っ腹を立てて、すぐに前後をかえりみずに、すぐ頭にくる人が多いようで ある。自分を不幸と思い、利害や現実の客観的情勢を忘れてしまうのだ。 ところが、中国人は違う。中国人は、上役の怒りとか
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169.txt
は、日本の国内問題にすぎない。そして、戦前と同じように、日本人は″天皇バンザイ″とやっているように見える。 これは、日本のマスコミにも大きな責任があるだろうと思う。 民族的屈辱をどう理解するか  在日の華僑たちは、日本に帰化する」ということは 日本人になる」ことで、日本国民になる」という意味ではないと解している。アメリカの市民権獲得とは
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162.txt
過ぎて行く。日本人は、こうした情報不足・情 報遅れのなかで行動したために、結局は投資した資金の多くを失ってしまったという。 中国人は、情報の選択眼については日本人よりも正確な力量をもっていると思うし、本 当に利用できる情報を一秒でも速く他人よりキャッチする能力をもっている。彼らは、役 立つ情報は、金銭を投入しなければ得られない」という
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126.txt
は欧米人に似ている 発想をする。 食事にしてもそうである。日本人は、おいしいですか」と聞かれると、まだ一口つけ ただけで、もう「大変おいしいです」という答えが返ってくる。これが日本人のマナー で、中国人は よく味わってから」でないと、おいしいかどうか分からない、そうでない と失礼だと考えるのである。 そして、中国人は、味についてもその良し
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soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

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