報道によると国連決議案について中国は次のように主張しているそうです。

北朝鮮制裁決議案、中国は「過剰反応」と批判

北京(CNN) 中国外務省の姜瑜副報道局長は11日、国連安全保障理事官で日本が提案した北朝鮮制裁決議案を「過剰反応」であると批判し、修正を求めていく意向を表明した。姜副局長は「決議案が採択された場合は反発が強まり、緊張が高まる。朝鮮半島の平和や安定が損なわれ、6カ国協議の再開も難航するうえ、国連安保理の分裂を招く」と述べた。



こういう場合、日本政府は中国に対して、

「言い換えれば、『反発が強まり、緊張が高まる。朝鮮半島の平和や安定が損なわれ、6カ国協議の再開も難航するうえ、国連安保理の分裂を招く』ことがなければ中国は日本提出の決議案に賛成するということですね。」

と確認を入れ、言質を取っておくべきです。その上で、各条件を吟味しながら、最終的には「現状とたいして違わない。」、「特に決議案が採択されたからといって朝鮮半島情勢、6カ国協議、安保理の分裂具合などが、現状と比べ、特に悪化するわけではない(現状はすでに十分に悪化しているという前提)。」「したがって日本案で問題ない。」という結論に中国を導くべきですね。

いずれにしても、相手方の言質を取れるチャンスが目の前にあるのなら、取っておくべきです。相手が議論を展開できる領域を狭めていく技法こそ討論技術の要諦だと思います。

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soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

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