いよいよ真打登場です。ヨルダンのゼイド・アル・フセイン王子が正式に出馬を表明したそうです。まだ42歳と若いのですが、国連でも外交官仲間から尊敬され、実務の方でも実績十分ということです。イスラム穏健派の一角を占めるヨルダン出身で、ワシントンとも関係がよく、イスラム世界とアメリカとの調整ができるという点が強みだそうです。

しかし大本命(アメリカの一押し、そして中国が賛成できる候補)は、まだ後から出てきますね。アセアンの一国としてシンガポール政府が公式に後押ししているタイ王国の副総理が、支持を集められず立候補断念した後に正式に出馬を表明するのでしょう。

zeid&chan
ゼイド・アル・フセイン王子とChan Heng Chee女史

ロサンゼルス・タイムズ紙によると、「出馬要請があったか?」という質問に対して、本人曰く、

「私の口からは何も申し上げることはできません。今後どういう展開になるか見守りましょう。」

との答えですから、本人もやる気満々なのでしょう。「本人」とは、前回紹介したシンガポールの駐米大使Chan Heng Chee女史(64)のことです。ワシントンの強力な後押しがあることと女性であるという点が強みでしょう。

一方、新たな候補者が出てくると先に手をあげた人たちの影が薄くなりますね。韓国のバン・キ・ムン外相には何かアピールできる強みがあるかと考えると、真面目そうだという以外思い当たりません。よほどの力技がないと当選は絶望的となりつつあるようです。

彼の自力当選の目はなくなって、後はChan Heng Chee女史の出馬があるのか、ないのか、それ次第という状況なのではないでしょうか。

(注)今後、事務総長選についてはアップデートは続けますが、今後は右側のメニューの中にある「フリーページ」の方にまとめて行きますので、関心のある方はぜひそちらの「国連事務総長選」をご覧ください。


Only the blog author may view the comment.
http://kokusaitouron.blog.fc2.com/tb.php/192-dfe1e771
Use trackback on this entry.
// HOME //
Powered By FC2 Blog. copyright © 2017 国際討論日記FC2 all rights reserved.
プロフィール

soudenjapan

Author:soudenjapan
soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

最新記事
最新コメント

月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク