明日の選挙で共和党が予想どおり大敗すれば、多くの共和党議員はワシントンを去り、入れ代わりに新たに民主党議員となった人たちがワシントンにやってきます。今後、ワシントンでの主導権争いはどのように展開して行くのでしょうか。

ディック・モリス氏(クリントン政権の選対責任者。売春婦との密会がスクープされて辞任。)がニューヨーク・ポスト紙のコラムの中で見所をいくつか指摘しています。

一言でいえば、「政策」の季節は終わり「政治」の季節が始まるということです。今後ワシントンでは政策や新法案についての議論よりも、ブッシュ政権の失政追及、弾劾、公聴会、事実関係捜査、議会への召還などが話題の中心になっていくだろうと、モリス氏は予想しています。民主党が下院を掌握することはほぼ間違いないでしょうし、下院には大統領を弾劾する権限がありますから、大統領を悩ますいろいろな政治的動きが出てくることは予想できます。

またモリス氏は、攻撃のターゲットはブッシュ政権だけではなく共和党議員のスキャンダルにも向けられるだろうとも予想しています。以前は民主党議員のほうが汚職に手を染めていたが、今では共和党議員のほうが腐敗しているそうです。新聞紙上では疑惑やその弁明の話題が多くなりそうです。

この結果、ワシントンは事実上麻痺してしまい、クリントン政権末期のように大統領やスタッフの時間の多くが政治対策、弁解に割かれてしまい、肝心の政策立案やイラクやテロ対策が後回しになり、そしてちょうど前回と同じようにこの隙をテロリストに突かれてしまうのではないか、とモリス氏は心配しているようです。当時と現在では省庁レベルでのテロ対策、布陣が違いますから一概には比較できないでしょうが、確かに心配すべき点ではあると思います。

民小党としても2年後の大統領選に向けて必死ですから、権力奪取のためにできることは何でもやってくるのでしょう。2008年に向けてまさに政治の季節の始まりです。

原文に関心のある方はこちらへどうぞ。
A GOP MASSACRE: A BLOODY TUESDAY

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soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

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