慰安婦決議について安倍首相が口を開いて以来、いろいろと余波が生じているようです。米議員の発言、シーファー駐日大使の発言、日米関係問題の専門家マイケル・グリーンの発言などすでに報道されているので、皆さん御存知だと思います。

ぼくは日本の世論が動き出すことを心配しているのですけれども、10年、20年のスパンでは日米関係は現在の特殊な関係は維持できずに、世論は少しずつ対米依存路線から独立独歩協調路線へとシフトしていくような気がします。

今回アメリカが同盟国である日本の言い分に耳を傾けるどころか、その素振りも見せなかった事実はいずれボディーブローのように効いてくるように思います。両者の間に今は小さくても、後戻りのできない裂け目が生じたのかも知れません。

とはいってもこのような重大事を、何のバックアップ・プランもなしに無計画に動かすわけには行きませんから、ここは一つ米議会、マスコミから何をどういわれようがきちんと受け止める必要があります。我慢が必要なら我慢もする。

その上で計画を立てて日中、日米で調整しながら、日米関係を再定義し、ゆっくりと変えていく、その心構えで専門家や自民党は調査だけでもし始めておくべきです。無計画で急激な変化だけは避けたいものです。この程度のことで日米関係に何も起きないほうが望ましいですが、万が一に備えての国防計画案や東アジアにおける安全保障のありようについて、日米関係偏重以外の見通しを持っておく理由は生じているように感じます。

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soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

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