明けましておめでとうございます。今年もよろしくどうぞ。

イスラエル軍によるガザ地区空爆についてブレジンスキーがインタビューに答えています。
http://www.youtube.com/watch?v=LeJde-mBKbU

さすがはブレジンスキー。イスラエルよりの発言をするホストを、サラリサラリとかわしていきます。インタビューの中で彼がつかった、How likely is that? と That's a wrong question (to ask). の二つの表現は、我々も使えますね。相手の質問の前提を疑問視して、質問自体には答えない回答方法といえます。



ブレジンスキー:パレスチナ側が先に手を出したことは間違いない。ハマスが悪い。しかし、それに対する報復として、一般人を400名殺害し、1400人ものけが人をだしてはならない。

ホスト:ではイスラエルはどうすればよかったのか?

ブレジンスキー:私がアドバイザーなら、犠牲者をなるべく出さない手段をすすめていただろう。

ホスト:犠牲者を出さずに都市部を攻撃する手段があるのか?

ブレジンスキー:なければ攻撃自体を見合わせるべき。

ホスト:では、もしカナダからニューヨークへロケット弾を打ち込まれたとしても、あなたは黙っているのか?

ブレジンスキー:ノー。しかし私なら、カナダ人を400名殺し、1400人ものけが人を出すような攻撃を大統領にアドバイスしたりはしない。今回の場合、ロケット弾による死傷者はいないのだからなおさらだ。パレスチナ側からのロケット弾攻撃は何ヶ月も続いてはいたが、イスラエル側にそれによる死亡者はでていない。

ホスト:ロケット弾により多数のる犠牲者がでるまで、イスラエルは手を出すなというのか。それでは遅すぎるのではないか?

ブレジンスキー:First of all, how likely is that?
(まず、多数の犠牲者が出る可能性はどの程度あるのか。)何ヶ月もこの攻撃は続いてきたが死人は出ていない。対応手段はいくらでもある。ロケット弾の発射エリアを接収してしまうのもいいだろう。ハマスが悪いのは承知しているが、だからといって、度外れた報復をしてよいわけではない。
過度の報復をすれば、その結果として新たな問題が生じる。
イスラエル=パレスチナ間の話し合いへの影響、信頼関係醸成への影響、感情的なしこり、イスラエルとの交渉を推進するパレスチナ代表部やそれを手助けしている周辺国政府への風当たり、アラブの大衆感情の悪化、イスラエルと対立するイラン政府への支持増など。
過度な報復が政治的に何をもたらすか、よくよく勘定しなければならない。

ホスト:イスラエルがまた攻撃されたら、その時は、アメリカはどう対応すべきか?

ブレジンスキー:That's a wrong question.
「話し合いによる解決が潰れた時はどうするのか。」ではなく、「潰れないようにどうするか。そのために何をすべきか。」を問うべきである。そのためにアメリカ政府は和平交渉に深く関わっておくべきだ。






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soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

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