東京SIM外語研究所、ダン上野、SIM同時通訳方式。

「な~んとなつかしい。まだあったのか。」

昔の記憶がよみがえる。ちょっとしたきっかけからダン上野さんの名前を思い出し、グーグルで検索してみると、東京SIM外語研究所はまだつづいていたのである。といういい方は失礼かもしれないが、あの商品がずっと支持されつづけてきた証拠だから、ちょっとうれしくなった。


20数年前、高校生だったボクは、この会社の教材で英語を勉強していた。百科事典より厚みのある水色のプラスチックケースで、中にはテキストと青ラベルのカセットテープが10巻。テキストは色とりどりの表紙で、各テープに対応する薄いペラペラの冊子が、10冊入っていた。

もともと2つ年上の美人の姉が買った教材だったのだが、ほとんど使われることなく、本棚の一番上で埃をかぶっていた。それじゃもったいないからとボクがもらい受けたわけだ。正確にいうと、姉から借りてそのまま返さなかったのだと思うが、クレームがきた記憶はない。

ケースを開いて中のテキストをパラパラめくってみると、

「英文は、頭から、区切りながら読んでいく」「返り読みは絶対にしない」「日本語には訳さない」

興味深い文字がおどっていた。

「即読即解」「同時通訳方式」「as-as構文も返り読みしない」

わかりもしないくせに「かっこいい」と思った。

ネイティブの音声に近づくため、どのフレーズを何拍でどんなリズムで発音すればいいのか、音読のしかたもていねいに解説されていた。

当時のボクは、なにやら最先端にふれたようでうれしかった。なにかはよくわからなかったが、最先端のなにかが自分の手の中にあるようで、漠然とした優越感にひたれた。と同時に、都会の子たちはこんなすごいことを習っているのかと妄想し、少し緊張しドキドキした。

ようするにボクは英語に興奮してしまったのだ。いや、ほんとうに英語に興奮を感じたのは、もっと後だったかもしれない。





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soudenjapan、45歳、コンサルタント。やっと英語が楽になり20年かかって英語を握ったと感じる。と思ったのもつかの間、そこには広大な未知の領域が残っているようだ。

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